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待てども待てども(Jojoe滞在記 第一章)


前回の記事をアップした直後。僕は羽田空港の到着ゲートにいました。

飛行機は予定より少し早い22:30頃到着したとの事。

 

前回の記事を書いていたら感慨深くなってきて、

「あれ、これ彼を見たら泣くかも」

と思ってきて(笑)

 

あ、羽田への同行をご提案いただいたテツさん。お断りした一番の理由が「もし泣いたら見られたくない」からです(笑)

色んなことを考えながら待っていたのですが。。そんな気持ちもなくなります。

そう。。来ない。

 

 

全然出てこない。

 

カタール航空のクルーが通り抜けてからも依然出てこない。

 

ゲートの隅からカートに大きなラゲッジを積んだ人たちを見るたびに彼じゃないかと思うのですが。

 

 

出てこない。

 

あ!!大きなSciconのバイクバッグを持った人が出てきた!!と思ったらWiggleの萩原選手だったり。(笑)

ニュースも知っていたのでご挨拶するかどうか迷ったのですが、お声掛けしました。自分の活動について少しお話をして、今ナミビアの代表選手を待っている事もお伝えしました。

「まだ私はこのあたりにいるので、もし彼が出てきたら声かけてください。まずはピックアップを!」

と言って下さり、またゲート前にスタンバイ。

 

でもまだ来ない。

 

 

流石におかしい。

 

「ここにきてビザが通らなかった?」

「荷物が無くなった?」

「途中でトランジットに失敗した?」

 

色々考え、万が一早く到着していた時のためにフロアを探してみる。

 

そんな時税関の職員がなんか紙を持って到着ゲートをうろうろしてるのを発見。

良く見ると彼のビザの写し!!!!!

「あ、ナミビアからの渡航者の件でしょうか?」と呼びとめると

 

「あ!リョウ ササキさんですか?」とのこと。

 

 

「よかった!!!!!」

羽田空港内で小さく叫んでしまった。

 

 

聞くと、彼は僕の連絡先や滞在予定などすべてを、ビザ申請書類としてプレトリアの日本大使館に送ってしまったため、彼は僕の情報を何も持たず来てしまったとの事。

税関職員の方にお手数をおかけしている事をお詫びして、必要な情報をお伝えし、彼の招へいの経緯をご説明。

税関職員の方は

「もうこれで大丈夫です。おそらく0時半くらいにはゲートから出てきますから」

との事。本当に安心した。

 

安心したところでまだ出てくる予定の時間まで40分ほどある。

ちょっと休もうとベンチに座ろうと思ったら、そこにシャトル待ちの萩原選手。彼が無事に到着している事を知った安堵感から一方的に話してしまっていた。

会話の内容はあまり書きませんが

色々と大変な中僕の相手をして下さって。。すみませんでした。有難うございました。

 

 

 

そしてようやく出てきた!

ナミビアのみんなに無事を知らせるために写真を早速

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荷物を積み、家路へ。その時は既に午前1時頃だったかな。

 

羽田から小田原の車中、話しまくった。

 

・ナミビアでの思い出

・実は11月頃落車して骨折していたこと

・現在のチームメイトの状況

・今後の展開について

 

話しに集中しすぎて、一回道を間違えてしまった(安全運転。。)

 

一緒に働いていた時よりも格段に、彼はストイックに大人になっていた。

到着した翌日、21日の土曜日は休養日として考えている事を伝えると

「自転車の上で休めるから、毎日自転車に乗るよ」

と笑いながら言われました。

 

さて。

ようやく帰宅したのが3時頃。

さすがに疲れた。

 

交代でシャワーを浴びて、それぞれの部屋へ。

滞在期間も長くないから、明日からの一日一日が彼にとって有意義なものになるように。

 

 

それではまた。


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