カテゴリー別アーカイブ: 番外編
自転車のあるライフスタイル その1
<自転車のある日常>
朝少し早く起きて軽く朝食を食べる
テラスで日を浴びて朝食を摂ることで、少しずつ体が目覚めていく
しっかりとメンテナンスされたロードバイクをガレージから引っ張り出し、
まだ重い身体でペダルをゆっくりと漕ぎ始める。
今日は波が高いみたいだから、海の見えるコースに行こう。
その日の気分によってコースを変える。
田園風景を抜けて山側に向かうか
幹線道路を抜けて海沿いに向かうか
いくつもの選択肢があるからこの土地が好きだ。
天気にもよるけど、週に二回くらいは仕事の前に一時間程度乗るようにしている。
そういえば自転車に乗り始めてから天気予報を確認する頻度が増えた。
さて、気持ちの良い海岸線を割と良いペースで走れているけど
時計を確認して、もう少し遠くまで行きたい気持ちを抑えつつ帰路につく。
バイクをガレージにしまい、シャワーを浴びた後は心も身体もさわやかに目覚めている。
トレーニングで消費したカロリーを補いながら家族と今日の一日について会話をし、仕事に向かう。
電車の中、全身に心地よい疲労感を感じるけどすぐになくなるだろう
でも、この一日の始まりに身体に良いことをした充実感は一日続く
今日は仕事が早く終わらせて、家族と週末のサイクリング計画を立てよう。そうだ、バイクのメンテナンスもやろうかな。
箱根ヒルクライム2015 メカニックサポート
みなさんこんにちは
先日行われた箱根ヒルクライム2015(http://walkride-cycling.info/hakone-hc/)にてメカニックサポートをさせて頂きました。
全長約14kmのコースは有料道路マツダターンパイク(http://www.htpl.co.jp/)を駆け上がるヒルクライムレース!!
三年ほど中断していたこのイベント
新しく運営会社となったウォークライドさん(http://walkride.jp/)の熱い想いで復活しました!
今後、国内トップレベルのヒルクライムレースに育てあげるべく、地元や自治体その他有志のサポートメンバー(僕もその一人です)一丸となって取り組んでおります。
レースにはおよそ900人が参加。
スタート地点には朝7時過ぎから続々と参加ライダーが集まり始め、熱気というには少し穏やか、でも確実に決意と静かなる闘志で満たされ始めました。
各クラス別に固まって待機して頂くのも有料道路道路上。
なんだかワクワクする光景ですね!
もちろん皆さんレース前に万全の準備をして臨まれるのですが、
・輪行で来たので、調整がずれてないか不安
・ラテックスチューブにしたから空気圧をギリギリにチェックしたい
・レースの参加が初めてだから安心したい
また、運悪く当日になってパンクやその他トラブルが発生する方もいらっしゃいます。
店舗での対応と異なり、レース前という状況はある意味極限です。
「パーツを取り寄せましょう」
「ちょっと数日お預かりして…」
なんて事はもちろん出来ません。
時間や使用できる工具・資材にも制限がある中、初めて触る車体ばかり。
初見で可能な限り車体とライダーのクセを見つけるのが必要になります。
このレースに出るために高いお金を払って、トレーニングを積み重ね、わざわざ遠方から楽しみにして来られている方がたくさんいらっしゃいます。
『安全』を担保した上で、機材も身体も心も、どれだけ良いコンディションで臨んで頂けるか、スタッフの対応次第です。
その中でもメカニックというのは大きな責任を伴う仕事。
そこに携われた事に感謝です!
当日は以前の店舗のお客様やチームメンバーにもお会いできて嬉しかったです!
仕事や住んでいる場所も異なる様々な人たちが『スポーツ自転車』を媒体に新しい人の繋がりができる。
改めてこの仕事が出来て幸せだなぁと思ったのでした。
僕の楽しそうな顔を見て頂ければ、その感じが伝わると思います(笑)
最後に
スタッフや参加者をはじめ箱根ヒルクライム2015に関わった全ての方々、ありがとうございました!!
また来年に向けて、宜しくお願い致します。
シェアハウスでの報告会@宇都宮
先日、宇都宮の素敵なシェアハウスにて『海外修行旅報告会』を開催しました!
テレビ放映をきっかけにこのような縁が繋がるとは、感謝感謝です。
今回は一時間ほど
・約10年勤めた会社を辞めて海外修行に出る事になったきっかけ
・現地での活動
・成功や挫折
・環境の変化に身を置重要性
オシャレで洗練されたシェアハウスという空間には、意識と感度の高い方が集まるんですね。
僕自身がとても刺激を貰いました。
あと、殆どの方がそのシェアハウスの住人では無かった事に驚きました!
いつもそうなのですが、僕自身がとても楽しく話してしまいます
この素敵な機会を作ってくれ、素敵な写真まで提供して下さった皆さん、ありがとうございました。
またお会いしましょう!
via PressSync
現在の状況と今後の活動について
【テレビ・Webメディアをご覧いただいた皆様へ】
まずお話ししなければならないことがあります。
今現在僕は日本にいます。
取材直後様々なトラブルがあり、極めつけは「パスポートを紛失する」という大失態。。。1月22日に一時帰国しました。
あの様にメディアでしっかりと取り上げて頂いたのにがっかりされる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし僕自身としては一度リセットする良い機会だったかなとも思っているのです。
理由をお話しします。
今回の海外修行で凄まじい経験と成長を獲得することができました。反面、実際に効果的な支援をするためにはまだまだ実力不足だとも痛感しました。特別なスキルや経験など無いまま思いだけで飛び出したのですが、色々思い通りに行かないことも多く、モチベーションが下がる時期もありました。
「もしあのまま活動を続けていても、自分の語学力やマネジメント力も乏しく、金銭的に考えても継続的な支援に繋がらない。」
それならば、まずは日本で自分の仕事を始め、しっかりと自立してから支援をしようと考えたのです(大局的に考えたつもりでした)。
もともとは起業前の修行の一環として「海外修行旅」を計画していたので、前倒しに起業準備に入る事にしました。
しかし
毎日のように送られてくるチームメンバーからのメール。
僕の完全な力量不足で、僕がいなくてもまわるシステムまで教育できていなかったので、本当にみんな困ったと思います。
「チームを辞めたい」という子もいれば、チームメンバーの恋人から
「彼がまた前のすさんだ生活に戻ってしまうからなんとか説得して。助けてほしい」
という連絡が。
心配した方から
「そんな一人ひとり見ててもキリがない」
「もっと悲惨な環境の子供たちはたくさんいる」
「そもそもそんなスキルがあるの??」
いろんなご指摘を頂きますが
でも、実際に知っている仲間たちが困っていて、僕にそれをサポートする最低限のスキルがあるのに見て見ぬふりしたら、絶対に後悔するんです。
現在は住所不定無職という(笑)状況ですが、自分が正しいと思うことを一つづつやり遂げていきたいと思います。
日本とナミビアをつなぐ役割を担いながら、貧困地域の青少年育成にかかわる仕事を作ればいい!
自転車というツールを使って
僕は海外でもそうだったのですが、応援してくれたり様々なアドバイスを授けてくれる方がたくさんいらっしゃいます。人のつながりにおいては本当に強運の持ち主だと思っています!!(これ自慢ですw)
このようにメディアに紹介いただいたここからが勝負!!
ご協力いただけるNPO法人様のアドバイスを頂き、在日ナミビア大使館、在ナミビア日本大使館にもご協力いただき、様々なプロジェクトを進めていく予定です。
色々と失敗することもあると思いますが、応援を頂ければ幸いです。
また、僕の活動に興味を持っていただいた方。
一緒にプロジェクトを進めていく仲間を募集しています!!
ぜひお気軽にご連絡ください!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
佐々木 亮
番組やWebメディアをご覧になった皆様へ
はじめまして
佐々木亮と申します!
番組やWebメディアなどでこのサイトを訪れて頂いたみなさま。
なかなかこのサイトの更新を出来ておらず、申し訳ありません…
最近の活動は殆どFacebookで更新してしまっておりまして…
またこちらのサイトも整えてまいりますので、ご容赦下さい…(>_<)
また、Facebookの友達申請やメッセージなどもお待ちしております!!!
それではまた!
海外修行旅一カ国目 イギリス到着
中東から欧州
今回のフライトはアブダビからペルシャ湾上空を通過しクエート、イラク、トルコ上空を超えて黒海へという航路でした。しばらく飛行機の窓から見える景色はひたすら砂漠で住居らしきものが点在しているところもありましたが、ひたすら黄土色の大地が続きます。時々見える、スプリンクラーが描く円形の緑や、川・湖の青とのコントラストがすごい。山も木が全く生えていない新鮮な風景でした。
しかしそれも北上するに従い木が増えて行き、それに連れて雲が増えて行く…
気候の変化を飛行機から楽しめました。
さて、このアブダビからのフライトも約10時間。
アブダビで飲んだキャラメルラテのせいか、何度もトイレに行くことに…自分は窓側の席だったので隣の人に何度もどいて頂く事になってしまいました。
これからは長いフライトの際座席を通路側にしようと思ったのでした。
そういえば前後の座席に同じ家族が分かれて座っていたのですが、後ろの5歳くらいの女の子がなかなかのわがままっ子で、何かあるとすぐに僕の座席を蹴りながら泣き叫ぶのです。(笑)
そのおかげで飛行機の中で寝ることはなく、ずっと映画を見てました。後で思うと結果的にこれが時差ボケせずに現地時間に馴染めた理由だと思います。世の中ほんと何が幸いするかわかりませんね!
そういえば、飛行機の中は殆どイギリス人であったように感じました。
ロンドンヒースロー空港到着
さて、とうとう海外修行旅一カ国目!イギリスへ到着しました!
ところで海外修行旅とは言ったものの、今回イギリスでのメインイベントは、日本で知り合った友人、パラスの妹さんの結婚式。
彼はインド系イギリス人なのですが、インドの伝統的なスタイルの結婚式だそうで、セレモニーが5回もあるようです。その規模も盛大で、数百人規模だとか…
その間パラスの実家に10日ほど滞在するのですが、どれだけ観光・自転車文化視察の時間が取れるかはわかりません。最近自転車都市として話題になることが多いロンドンなので、是非ともその状況は見たいと思うのですが。
ただ今回ホームステイのような滞在をしながら、インドの伝統的な結婚式に出席するという事ですから、通常の観光では出来そうにない体験なので、今からワクワクしています。
また二カ国目はアフリカの地ナミビア。いきなり日本からアフリカでは不安なので(笑)良い準備期間になると思います。
さて話を戻します。ロンドンヒースロー空港には当初の予定の約一時間半遅れで到着しました。ヒースロー空港は、5つもターミナルのあるイギリス最大規模の空港で、国際線利用者数では世界一だそうです。
グアムの小さな空港でさえ出口がわからず迷った僕が、迷子にならないわけがない…
そんな僕に優しいパラスが事前に段取りを伝えてくれていました。
僕はターミナル4への到着でしたが、パラスは日本からまた別の便で約二時間後にターミナル3に到着予定です。そこで僕はターミナル間シャトルを利用してターミナル3へ移動し、そこでパラスの妹さんと合流してパラスの到着を待つ、そんな段取りでした。
しかし!!なぜかその日に限ってターミナル間シャトルが運休!地下鉄での移動をしなければならなさそうです。
何はともあれ既にフライトの到着が遅れていたので妹さんに電話をしました。全く面識がない人と英語で話すことに慣れていない僕はとても緊張しましたが、なんとか話が伝わり、パラスも到着が遅れているという事なので、僕のいるターミナル4に来てくれることになりました。
ネハさんと合流
ようやくそこで一安心した僕は、到着ゲートすぐ向かいのカフェに入りました。
そういえば書くのを忘れていたのですが、既に成田空港で五万円分ほどポンドに両替していました。確か290ポンドくらいだったと思いますが、一時期に比べると円安のせいでかなり少ないそうです。
何を頼んで、それがいくらだったのかも覚えていないくらい、「今イギリスのカフェで注文をしているんだ」というなんとも言えない小さな感動を覚えていました。
そんな時一人の女性が現れました。それがパラスの妹のネハさんでした。「カフェで待っている」と伝えておいたので、初対面だったのにも関わらずお互いを認識出来ました。
「パラスの到着予定がまだはっきりしていないから少し様子を見よう」と言うことで、そのまましばらくカフェで待つことに。
仕事の事やパラスとどうやって友達になったのか、そして今回の旅の事などを話しながら待っていたのですが、どうもまだ暫く到着しなさそうだったので、先に一旦パラスの実家に向かう事になりました。
スーツケースとバックパックを乗せたカートを押しながら通路を歩き駐車場まで。そこにネハさんの黒いプジョーがありました。
荷物を積み、パラスの実家に向かいます。当然ですが、初めてのイギリス道路事情。本当のラッシュ時間からはずれていたものの、交通量は多く感じました。日本と同じ左側通行であったので大きな違和感はありませんでしたが、一つ特徴的なのは交差点が殆どなく、かわりに円形のロータリーになっています(ラウンドアバウトと言うそうです。)。
馴染みのない僕はドキドキしましたが、こちらの方が事故が少ないと言うデータもあるのだそうですね。
最も驚いたのは外は夜20時だと言うのにまだ明るく、ライトがなくても大丈夫なくらい。
到着の頃には既に夕焼けになっていましたが、太陽とは逆の東の空も茜色に染まり、空全体が不思議なグラデーションになっていました。
実家に到着すると、パラスのご両親が出迎えてくれました。とても温かく迎えて下さり、僕が滞在中に使わせて頂く部屋に案内してくれました。
滞在中はこの部屋をパラスとシェアします。
(この記事の投稿はリアルタイムではなく、当日の心境を残したメモやFacebookの投稿などを後日まとめて投稿しています)
行ってきます!-海外修行旅の幕開け-
旅立ちの日
今僕は成田空港国際線ターミナルの出発ゲートにいます。
とうとうこの日がやって来ました。
約10年勤めた会社を辞め、住み慣れた街を後にし、居心地の良い仲間から離れ、海外修行旅に出ます!
とは言っても、一年三ヶ月程で日本に帰ってくるんですが(^^;;
今までやりたいと思っていたけど行動に移せていなかった、海外生活。漠然と「大きな成長が出来るのではないか?」という考えだけで飛び出すのは無策過ぎるので、フライトの待ち時間を使い、今回の旅のテーマについて再度考えてみました。
自転車が世界を救う
今まで約10年間スポーツ自転車に関わる仕事をしてきて、自転車が持つ可能性をより一層強く感じるようになりました。
・人々を健康・笑顔に出来るスポーツ
・普段の移動をエクササイズに出来る乗り物
・生活のリズムさえ作れてしまう自転車
・排気ガスを出さず環境に優しい
・経済的な通勤・通学手段
などなど、挙げればキリがありません。ただその反面、以下のような問題も強く感じています 続きを読む