1.通貨
ナミビアの通貨は『ナミビアドル』で、通貨コードはNAD(日本円はJPY)、通貨記号はN$となります。
レートは2014年8月現在で大体
1NAD≒10JPY
というところでしょうか。
ナミビアで買い物する時は、ナミビアドル表記に0(ゼロ)を一つ足すと日本円での感覚で買い物が出来ます。
例)39N$のハンバーガーセット➡︎大体390円かなぁ…という感じです。
2.物価について
これまでナミビアで生活してきた経験をもとに、わかる範囲で記載します。今後情報を追加していく予定です。
なお僕は首都のウィントフックに滞在しているので、その実体験をもとに記します。他の地域だとまた状況も異なってくると思いますので、その点ご了承下さい。
またわかりやすいように、おおよその日本円換算で表記をしています。
〈食料編〉
水1.5リットル:120円
牛乳2リットル:250円
フルーツジュース1リットル(果汁100%):200円
〈ファストフード編〉
ハンバーガー単品:120円〜
ハンバーガーセット:500円〜
フライドチキン1ピース:150円
〈首都レストラン編〉
スパゲティカルボナーラ:600円
ハンバーガーセット:700円〜
ステーキセット800円〜
〈その他ローカルフード編〉
牛肉を炭火で焼いたもの…
※伝わりにくいので写真を掲載します。
〈移動手段〉
タクシー:一回の乗車で一人当たり100円
※ナミビアのタクシーについては、また別の記事に詳細をアップします。
〈宿泊・滞在〉
ヒルトンやカラハリなどの高級ホテル:20,000円〜
その他ホテル:6000円〜
旅行者向けのゲストハウス・ホステル:2000円〜
学生・インターン・ボランティア向けのホステル:1000円〜
〈その他〉
また、南アフリカの通貨『ランド』もナミビア国内で普通に使用できます。
1ランド=1ナミビアドル
です。これは「等価である」と決められているようです。
この南アフリカランドは、スーパーなんかで買い物をするとおつりで渡されることもあり、ナミビア国内でも普通に浸透しているようです。
Michaelや地元の人の話ではスーパー、ショッピングセンター、ガソリンスタンド等、南アフリカ資本が中心となり、ナミビアという国の成長を後押ししているそうです。
もっとも、ナミビアという国は南アフリカ統治されていた時代があり、またその前はドイツやイギリスの植民地だったようで、他の国との関係性や国民感情は複雑なように感じます。
あるタクシードライバーとの会話の中で
「独立を後押ししたアフリカ諸国と支援をしてくれる北朝鮮、中国、日本は味方。ドイツ、イギリス、アメリカは敵。俺はタクシードライバーだけど、そいつらは乗せない。」
との事。
ドイツは、過去の植民地時代の贖罪の意識から多くの支援を提供しており、ナミビア国内のインターン・ボランティアはドイツ人の比率がとても高いです。それでも、まだ敵対する感情が残っているんですね。当然地域・人によって異なると思いますから、これについても、もう少し色々と調べてみたいと思います。
さて、ナミビアの物価についてのまとめ、いかがでしたでしょうか?
ナミビアは他のアフリカ諸国に比べ、物価が高い事で有名だと言われています。タクシー以外は殆ど日本と変わらないんじゃないかという印象です。僕は実際半月の滞在で滞在費・食費・その他費用を合わせて5万円ほど費やしています。
ただ、これは僕が生活している環境に限ったことかもしれません。
この国の貧富の差は凄まじく、一日に100円稼ぐことさえ必死な家庭もあるので、彼らの生活をもう少し知ると、また違った生活スタイル・物価指標が現れてくるかもしれません。
もしこの記事をご覧の方で、「○○はいくらするんだ??」という質問がありましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。可能な範囲でお調べしてお答えします!