Katutura

ナミビアの悲劇的な現状 -貧困家庭の視察-


先日ナミビアの首都、ウィントフックの中でも最も貧しい地域、カトゥトゥーラの現状を視察する事が出来ました。衝撃的な内容もありました。まずは見たことをまとめ、数回に分けて皆さんにお伝えしたいと思います。(当日中にまとめたものを、修正し分けて投稿しています)

1.カトゥトゥーラ訪問の経緯

僕がボランティアとして働いている店の一つはFHSと呼ばれています。Family of Hope Servicesというプロジェクトの行われているこの場所は、学校に行けない子供達などに居場所を与え、給食を提供し、ボランティアが勉強を教えるという施設で、EUを始め様々な機関がサポートしています。そしてその敷地内にあるコンテナひとつ分の大きさのショップでボランティアをしています。

常駐のスタッフはパウロという男性1人。物静かですが子供には優しく・時に厳しく、彼と働いている時間はとても心地良いです。

今日この場所にカナダ人で、元経営者でライターのDanetteさんが見えました。

彼女はFHSのwebページ製作を無償で手がけているそうです。
彼女は僕を見るなり、「コンニチハ!!」と声をかけてくれました。
ナミビアに来てから、声をかけて来る人は必ず僕のことを中国人だと思い「ニーハオ」と声をかけて来るので、新鮮な気持ちでした。そう、彼女は僕のことを第一印象で日本人だと認識してくれた初めての外国人になります。(笑)
それから僕が10月からカナダに渡航予定だということを伝えたことで話が弾み、『自転車が世界を救う』というテーマで海外修行旅に出ている事、Webサイトを制作していることを伝えると、大変共感してくれました。
そこで、「これから私達FHSのWebページ制作の為に、幾つかの貧困家庭を取材しに行くから同行しないか?」と誘ってくれたのです。まだ勤務時間中でしたが、了解を得て早く切り上げさせて貰い、同行することになりました。

2.カトゥトゥーラ地区

Danetteの大きなLand Roverに揺られ、やって来た場所。そこはカトゥトゥーラ地区の中でも特に貧しい場所。

斜面に無数に建てられたプレハブの建物。
そこらじゅうに捨てられたゴミ、そして臭い。歩いていてもハエにつきまとわれ、頻繁に顔を払わなければいけない状況でした。

訪問する家族の住んでいる小屋は斜面を少し上がった所。車から降りて少し歩いたのですが、乾いた大地に無数の砂利。足を取られます。そんな中、数人の子供達が裸足で僕たちの後をついてきました。
子供達は挨拶をしたり手を振ると、笑顔で返してくれます。

訪問するお宅に着くとそのお宅のルシアさんが出迎えてくれました。彼女は英語が話せないのですが、お互いに自己紹介をした時には、笑顔が印象的でした。
さて、お宅と言ってもトタン素材の壁に、木の柱で補強をしたようなつくりです。

Danette、通訳の為のFHS現地スタッフ、そしてドイツからのボランティア女性、そして僕の四人でそのお宅にお邪魔しました。
(ここからインタビュー模様の画像が無いことをご了承下さい。
インタビュー自体の邪魔にならないよう、僕は室内での写真撮影を控えたのです。)

続きをまた後日アップします。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>