あるラーメン屋の青年から学んだこと


本日あるお店にラーメンを食べに行きました。

味噌ラーメンの美味しいそのお店。以前にも来たことはありましたが、今回はたまたま厨房内が良く見える、カウンターの端の席に座りました。メカニックとして、作業効率を上げるための動線や省スペース。キッチンから学ぶことは多いので、チャンスがあればなるべく厨房が視界に入る場所に座るようにしています。

厨房には50代、20代とみられる男性合計二人。ホールに女性が一人です。注文したラーメンはすぐに出てきて、食べ始めたのですがラーメンを食べている間ずっと、僕はその20代の青年の仕事への姿勢に見入っていました。

表情一つ変えずに、目の前の一つ一つの仕事を淡々と。それでも気持ちを込めて仕事をしているのが伝わってくるのです。

彼は別に新人ではなく、何度も鍋を振ってきた手つきだったと思います。でもその慣れから、ダラダラと惰性で仕事をしたり、また周囲に注意を払い過ぎたりするわけではなく。目の前の一杯、目の前の仕事に集中していました。

それをもっとも感じたのは彼の眼。鍋を振るときに、あんなにも真剣なまなざしで集中している人を初めて見ました。

 

表面的な元気の良さ、威勢の良さで雰囲気を作るわけではない。

人当りでお客様に媚びるわけでもない。

(他人、他店での批判ではなく個人的な振り返り、反省です。)

 

本物の仕事を気持ちを込めて提供することが、本当の『仕事人』なんだなと気付かせてくれました。

自分のこれからの仕事に生かしていきたいと思います。

 

 

『自転車のある日常に 安全と安心を』

サイクルホームドクター

Cycle Days

 

 


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