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ヘルメットの重要性と正しいかぶり方


 

自転車に乗る時、ヘルメットをかぶる重要性はだいぶ知られてきました。

自転車死亡事故の60%以上が頭部外傷によるもの。
そういった事故の中でも「ヘルメットを被っていれば助かっていたかも…」という例が多くあるそうです。

さて、
そのヘルメットも正しく着用する事も重要です。

上の画像…論外なイラストもありますが(笑)
ヘルメットは

・正しい商品
・正しいサイズ
・正しいかぶり方

によって初めてちゃんとして効果を発揮するのです!

以下にまとめてお伝えします♪

 

正しい商品

 ヘルメットと一言で言っても、実は使われる用途によって、適正なヘルメットが変わってきます。

例えばメーカーによってはロード用、MTB用と明確に用途を分けているものがあります。購入時にはお店でしっかりとアドバイスを聞きながら購入する事をオススメします。

正しいサイズ

 ヘルメットはメーカー、モデルによって形状が異なる場合があります。
今では「ジャパンフィット」「アジアンフィット」という一般的な日本人の頭にフィットしやすい商品が増えてきましたが、どうしても欧米人の頭のかたちに合わせた商品が多いように思います。
もちろん日本人でも頭のかたちは本当に十人十色。
なので、ヘルメットは必ず試着!!何種類か試着して選びましょう!

かぶった時に、頭の一部だけが当たって違和感がある場合などは、異なる商品を試してみて下さい。長くかぶると痛みに変わったりすることもありますので丁寧に選びましょう♪
憧れの選手が使っているから…という理由で選びたい気持ちもあると思いますが、まずはしっかり自分に合った物をかぶりましょうね!(^_^)

正しいかぶり方

せっかくヘルメットを購入してかぶっても、正しいかぶり方をしていないと万が一の時に大切な頭を守ってくれません。

かぶり方を3ステップにまとめました。

ステップ1
まず、ヘルメット後部のアジャスターをゆるめてからかぶる。
ステップ2
前後左右にかたよらず、まっすぐかぶり、後部のアジャスターを締めて、あご紐をつけなくてもグラグラ動かないようにします。
よくやってしまう失敗が、帽子をかぶるようなイメージで後ろに傾けて被ってしまい、額が出過ぎてしまうこと。
これでは前方に投げ出された時に前頭部を守れません!
ヘルメット前端と眉毛の間に指が1本〜2本入るくらいが目安です。
ステップ3
あご紐をつけて調整します。ゆるすぎると万が一の時に脱げたりずれたりして頭を守れません。キツすぎると苦しくなったり、首を振るのが難しくなって周りを見にくくなってしまいます。
一般的にあご紐をつけた状態で首とあご紐の間に指が1.2本入るくらいが適正と言われています。

 

<最後に>

実はヘルメットにも使用期限があります。基本的に製造から3年が目安とされます。
ヘルメットとしての役割として重要な、衝撃を吸収するための発砲素材が経年劣化により硬くなってしまい、いざという時に衝撃を吸収できない事があるのです。

サイクリングを安全に楽しむためにもヘルメットの着用を。
そして正しい商品、正しいサイズ、正しいかぶり方でしっかり頭を守りましょう!